ヒシダブログ
2004年09月
04/09/11
岩魚の燻製
今回は台風の関係で岩魚がバカ釣れとなり、途中で釣をやめました。帰宅後、徹夜で2日かけて天然岩魚の燻製を作りました。スモークに使用するチップにはこだわりがあり、ヒッコリー:1、桜:1、ブナ:1、の割合でブレンドするのが好みです。
こうすると香りと色つきがよくなるのです。当然、私の体もスモークの臭いだらけとなってしまいました。完成した岩魚の燻製を、ご近所にお分けいたしましたがなかなか好評でした。
山と釣りに行けない冬に、お酒とともにこの岩魚の燻製をかじると北アルプスに思いを馳せることができるのです。
04/09/11
北アルプス
下山のためにいつもの登山道を歩いていると、軽快な足どりで追い越していった老人がいました。いでたちを見ると腰までの長靴に背中のザックには使いこなした釣竿が一本ありました。一目、私と同じ岩魚釣りが目的とわかります。
下山後、話をする機会があり話を伺ってみると、年に3回釣りに来ていること、今までに一匹も釣ったことがない、奥様は単独で槍ヶ岳登山、舌癌の手術をしたこと、がわかりました。私の釣の穴場と釣のコツをお教えしましたが、どうでしたでしょうか?
来年、機会があれば一緒に登山と釣をしてみようと楽しみにしています。
- 北アルプスの渓
- 北アルプスの天然岩魚
- 夕闇の中、槍ヶ岳を望む
04/09/11
シミ
<<シミについて>>
シミの治療をしてもうまくいかなかった、逆に濃くなってしまった、という患者様が多数来院されています。このため、今回はシミを話題にとりあげました。
<<シミの分類>>
textbook上は①肝斑、②雀卵斑、③光線性角化症(老人性色素斑)、④炎症性色素沈着症、に分類されます。その他にシミと勘違いしているアザがあります。
これには、①太田母斑、②両側性太田母斑様色素斑、③扁平母斑、があります。
通常、女性のシミといえば肝斑と紫外線による老人性色素斑が主なもので、これら両者が混在しています。
<<シミの治療、とくに25歳以降の女性のシミ治療>>
シミといえばレーザーあるいはフォトフェイシャルと答えが返ってくるほど知れ渡っていますが、大きな落とし穴があります。
25歳以前の女性のシミには、レーザーあるいはフォトフェイシャルできれいにできます。しかし、25歳以降の女性のシミでは、レーザーあるいはフォトフェ
イシャル治療後4週間は幸せなのですが、4週後より色素沈着が生じてきます。このため何度も治療を繰り返すことになりますが、かえって色素沈着が強くなり
トラブルとなります。
<<複合治療の必要性>>
これらの問題点を解決するためには、レーザーやフォトフェイシャル治療だけに過大な期待を持たないことです。毛利元就の三箭の教えのように、1つの治療にこだわらずにいくつかの治療を組み合わせた複合治療が、安全で非常に効果的です。
当院では学会で発表済の最新の複合治療を提供しています。