ヒシダブログ
2004年01月
04/01/31
クリニック開院のご挨拶
医師となって24年になりますが、12年間いつも机のそばに置いてある人形です。
一体一体に製造順の番号が刻印されています。ちなみに私の"VET"はNo.83、
"KERRY"はNo.21です。
"VET"は、ケガをしたウサギの左前足を手当てしてハンカチを巻いています。
つまり『手当て=治療』を意味しています。
"KERRY"は、サンタのお手伝いです。
添付文書によれば、
サンタの袋をイッパイにするため
ケリーはプレゼントを運んでる
箱を高く積み上げあて
ヨロヨロヨロと歩いてる
サンタのお手伝いをすることは
もう最高とケリーは言う
クリスマスの喜びに湧く人々が
ケリー自身をも幸せにしてくれる
と記載されています。
一人一人の望むプレゼントを集めてサンタに渡す縁の下の力持ちです。
当院に当てはめれば、一人一人の悩まれている病気にあった治療法を集めて治療します。治療という患者様のお手伝いはできますが、悩まれている病気を治すのは、あくまでも患者様自身の力です。医師とスタッフは、あくまでもお手伝いなのです。そして患者様の喜びが当院スタッフ全員の喜びです。
"VET"と"KERRY"の両者の心が当院の理念です。
当院のどこかにありますので、御来院の際に探してみて下さい。
- VET No.83 ケガをしたウサギの左前足を手当
- 手当
- KRRY No.21 サンタの手伝い