傷痕が目立ついくつかの原因には、幅が広い、隆起している、陥凹している、色が異なる、表情などの動きで目立つ、などが主なものです。
レーザーが魔法のように考えられていますが、絶対に有り得ない治療対象は、『幅のある傷痕を消す』というレーザー治療です。高さを変える治療、色を変える治療については、傷痕の状態と使用するレーザー機器と術者の技術とが完全にマッチングした時のみ効果が現れます。
表情などの動きで目立つ傷痕の治療は、傷痕の方向、大きさ、傷痕のある部位の特性を十分に考慮した治療が要求されます。
多くの疾患の治療時期は、早期発見、早期治療が原則です。通常、ある水準の設備と専門医のいる病院で治療を受けるべきでしょう。
外傷や手術による傷痕を何とかもう少しでもよくしたい、と来院される患者様に対して改善させるための糸口があれば、治療方針を詳細に説明させていただきます。
治療による改善の可能性が乏しい場合は、おすすめいたしません。
手術は別な表現をすれば『治すためのケガを受ける』ということです。このため手術の技術だけでなく術後の管理も大切です。
手術の傷が落ち着くまでには、『時間という最高の治療薬』が必要です。治療開始から終了まで緩みのない総合的な治療が重要となります。